マルハニチロは、衣がついた状態でフライを凍結し、工場での製造過程では油調しない独自技術「ノンプリフライ製法」(特許申請中)を、より天ぷららしいおうとつ感がある見た目とサクッとした食感を味わえるように改良し、新製品として「いか天ぷら」2品を開発した。
通常のフライ製品は、工場で油調して出荷し、店舗で再度揚げるため、素材に2度熱を加えることになる。一方「ノンプリフライ製法」では、店舗で揚げる時のみに熱が加わるため細胞が壊れにくく、素材のおいしさを維持できることが特徴だ。
昨年8月から販売している第1弾製品〈ノンプリフライ! 揚げるだけ白身天ぷら〉が好評なことから、今回はおつまみとしての需要が高い「いかの天ぷら」の製品化に取り組み、衣にアオサを混ぜた〈ノンプリフライ! 揚げるだけのおつまみいか 磯辺天ぷら〉(1㎏×6袋×2合)と〈同 塩天ぷら〉(同)の定番の味付け2品をラインナップに追加した。
また、今回はさらにバッター液を改良。衣を2層構造とする技術を新たに開発したことで、その場で衣をつけたような自然なおうとつ感のある見た目とサクッとした食感を実現した。3月2日に発売する。