海外製品の輸入販売を手掛けるグローバルアライアンス（東京・西日暮里、白原承哲社長）は、韓国で人気のシャンパン「GoldenBlanc（ゴールデンブラン）」ブランドの製品を日本国内で独占販売する。
「ゴールデンブラン」は、韓国・インターリカー社が、約220年のシャンパン生産の歴史を持つフランス・ヴォルロ家をパートナーに迎えて開発し、2021年に韓国で発売したもの。その後、韓国の歌手やインフルエンサーが次々と取り上げ人気を博し急成長しているブランドだ。今回、韓国に関する知見を持ち、さまざまな韓国企業との関りも深いグローバルアライアンスが日本での総代理店に選ばれた。
グローバルアライアンス・白原承哲社長
シャンパンの規定では15カ月以上の熟成が義務付けられている中、同製品は36カ月以上熟成しており、甘い清涼感と繊細で長続きする黄金色の泡立ちを特徴としている。また、ボトルはゴールデンメタルペインティング技法により黄金色に輝かせ、シャンパンが最適な温度になると、フロントラベルの白いペガサスがピンク色に変わるなど随所にこだわった。
底にボタン電池が設置されており、ラベルが輝くボトル
〈シャンパン ゴールデンブラン ブリュット〉（１万7000円）と〈同 ロゼ〉（２万2000円）のシャンパン２種と、ブルゴーニュにあるヴィート・アルベティで生産するフレンチスパークリングワイン２種の計４種に、ボトルの底に電池を設置して暗闇の中でもラベルが輝くようにしたナイト店舗向け〈シャンパンゴールデンブラン ブリュット ミッドナイト〉（２万6000円）などを販売する。アルコール分はすべて12％。
白原社長は「当社は日韓の懸け橋になることを目指しており、お酒を取り扱うのは初めてだが、まずは業務用で販売しながら小売りの準備も進める」と語った。10月６日から出荷を始め、年間１万2000本の販売を目指す。
