
業務用さぬきうどんを製造販売する讃匠 (香川・宇多津、藤井薫社長)は、麺質を数段ランクアップしたプレミアムな業務用生うどんとして〈匠の生うどん・たまはがね〉8705円・1ロット(13kg)を発売した。
なお、1袋250g入り(2食)1080円(税込・送料込・代引き手数料込)のサンプルも用意している。
〈たまはがね〉は鍛えの工程に、製麺機シェアNo.1の大和製作所が新開発したフットプレス機を使用し、同社の通常麺生地の18倍となる144層に織りなすことに成功したという。
ミルフィーユ状に重ねられた生地が生み出す独自の食感と麺質が特徴で、つやの良さと滑らかな舌触りに加え、もっちりとした味わいに仕上げた。また茹で時間も同社の他製品と比べて15%短くなり、店舗オペレーションの改善にも寄与する。
同社は、「通常の自家製麺に比べて品質が高く、お客さんに『また食べたい』と思わせる製品に仕上げた。製麺機械や設備の投資も不要で高品質の麺を安定して提供でき、職人の能力による品質のばらつきや人材不足課題も解消できるなど、導入メリットは大きい」と強調する。
なお製品名は、日本刀を打つ際に使用する「玉鋼(たまはがね)」に由来したものだという。