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日本酒AIソムリエが「なりたい気分」や「飲みたい味」に合う酒を提案する新バージョンリリース【KAORIUM for Sake】

2022年5月11日 10:58 am

 日本酒AIソムリエ〈KAORIUM for Sake〉を運営するSCENTMATIC(セントマティック/東京・恵比寿、栗栖俊治社長)は、〈KAORIUM for Sake〉の飲食店向けメニューツール に、「お酒選び」や「味わう体験」機能を大幅に進化させた新バージョンをリリースし、「日本酒バル 中野青二才」や「板前バル 東京グルメゾン店」など都内を中心に5 店舗で新たに導入した。

 〈KAORIUM for Sake〉は、日本酒を注文する際に「日本酒について詳しくなく、どれを選べばいいかわからない」という悩みを抱えている日本酒初心者でも気軽に楽しめるよう、それぞれの日本酒の香りや風味を視覚化して注文しやすくしたサービス

 

 今回リリースされた新バージョンでは、消費者にとって選びやすい言葉で選択肢を提示し、今までとは違う切り口からのお酒選びを実現した。具体的には、日本酒を飲むことで「癒やされたい」「ワクワクしたい」など、どのような気分になりたいかや、どのような味わいの日本酒を探しているかの選択肢を用意。選ばれたキーワードと日本酒の風味データのマッチ度をAI が解析し、おすすめのお酒をリストアップする機能を追加した。

 さらに、飲んでいる日本酒がどのような風味や雰囲気かを表示したワードを見ながらお酒を味わい、好みにあった日本酒を探索する新しいテイスティング機能も追加。自分が感じた風味や印象のキーワードを探しながら色々な日本酒を楽しめるとともに、選択されたキーワードをもとにAI が分析して「あなたが感じた言葉にマッチするお酒TOP3」を提案する。これにより、自分が感じた印象や風味のキーワードを起点に、さらに他のお酒を試したくなる飲食体験を実現した。

 データ入力できる日本酒の数について、導入店舗では30~50種の利用が多いものの原則として上限はない。導入する際はダブレット込みの初期費用は不要で、ランニングコストは店舗の規模や導入台数によって変動するため個別見積もりとなるが、月額1万5000円程度が目安になるという。また、現在は専用のAndroidタブレットを使用しているが、OSのバージョンなどが合えば店舗で利用しているタブレットに同アプリを導入できる可能性もあるという。

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