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[冷凍]水餃子専門店が「小籠包×ラビオリ」で新商品開発し卸販売【アールキューブ】

2021年12月15日 5:13 pm

 東京・六本木と新宿で「肉汁水餃子 餃包(ギョーパオ)」を展開するアールキューブ・有限会社タロコ(東京・荏原中延、坂田健社長)は12月15日、飲食店向け新商品として小籠包風の〈肉汁ラビオリ(イタリアン餃子)〉を発売した。

 同社は、2019年9月に飲食店向けに販売を始めた「業務用餃子の餃包」の月間販売が、2021年10月に30万個を突破。今回の新商品〈肉汁ラビオリ(イタリアン餃子)〉は、8~10月に先行テストとして既存卸先で販売した結果、50店舗で導入され評判も良かったという。

 外国サイトのコメントで同社の水餃子〈餃包〉を「ravioli(ラビオリ)」と表現するコメントが多いことに気づき、イタリアンレストランのシェフと約1年半かけて開発。あふれる肉汁やもちもち食感という小籠包の特徴はそのままに、皮にデュラム小麦を配合し、国産豚肉に加えてローズマリーやセイジなど7種のハーブとシュレッドチーズを使い洋風に仕立てた。冷凍品で一般的なラビオリの5~10倍の重量があり、8分茹でるだけで提供できるため手間をかけずにボリューム感のある一皿を提供できるという。

 同社では「〈肉汁ラビオリ〉を主力商品の〈餃包〉に負けないヒット商品に育てていきたい。当社でもまだ見つけていない活用法がきっとあるので、どんどんオリジナルの料理開発にチャレンジしてほしい」という。専用サイト(https://gyopao.jp/ravioli_a/)で無料サンプルを提供している。