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テイクアウト情報はどこから?そして事前に知りたい情報とは?【プレシャスパートナーズ調べ】

2020年7月7日 11:20 am

 採用コンサルティング事業を行うプレシャスパートナーズ(東京都新宿区、髙﨑誠司社長)は、2020年6月22日~7月1日、10代~70代の男女2026人を対象に、「飲食店のテイクアウトに関する調査」を実施した。

 直近3カ月以内に飲食店からテイクアウトをしたかを尋ねたところ、81.0%が「テイクアウトをした」と回答した。テイクアウトをした理由を尋ねたところ、最多が「美味しいものを食べたいから」(45.1%)。次いで「料理を作るのが大変だから」(38.3%)、「外食ができないから」(35.3%)という結果になった。

 また、 デリバリーとテイクアウトの利用状況を尋ねたところ、40.9%が「テイクアウトの方が利用が多い」と回答。「デリバリーの方が利用が多い」と回答したのは20.1%だった。

 テイクアウトを通じて知ったお店にまた行きたい・通いたいと思ったことがあるかについては、82.3%が「思ったことがある」と回答。今までテイクアウトを実施していなかった飲食店も、テイクアウトを実施することで、新たなファンの獲得につながりそうだ。

 上記の質問で「思ったことがある」と回答した人に、そう思ったポイントを尋ねたところ、「料理、メニュー」(89.4%)が最多となり、次いで「接客・サービス」(32.7%)、「価格」(29.3%)という結果になった。

 また、7月以降もテイクアウトを利用するかを尋ねたところ、80.0%が「利用すると思う」と答えた。テイクアウト情報を知る経緯については、最多が「SNS」(48.3%)。次いで「お店の看板・ポスター」(42.9%)、「グルメ情報サイト」(29.8%)という結果になった。やはり、InstagramやTwitterといったSNSは強力な宣伝ツールとして活用できそうだ。

 今後、外食をする際に事前に知りたい情報を尋ねたところ、最も多かったのは「お店の混雑状況」(74.2%)だった。次いで「当日のオススメメニュー・品切れメニュー」(44.1%)「当日空いている席の位置情報」(27.5%)という結果だった。

 密閉・密集・密接の「三密」を避けるためには、確かに店内の状況が事前に分かったら嬉しいもの。以下の記事を参考に、お客さんに有益なシステム導入を検討するのもいいかもしれない。

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