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米国で先行販売し各賞受賞の本格麦焼酎がいよいよ6月中旬から日本でも発売!【三和酒類】

2025年5月29日 8:45 am

 三和酒類は6月17日、本格麦焼酎〈iichiko 彩天(さいてん)〉700ml・アルコール度数43度を発売する。

 本商品は、米・サンフランシスコのトップバーテンダーとの共同開発により誕生したもので、麹の持つうまみを最大限に表現するため、大麦麹のみを使用した「全麹仕込み」を採用した。麹でつくる蒸留酒ならではのふくよかな香りと深い余韻のある味わいが特徴。

 2019年に米国にて先行発売し、20年には「バー業界のアカデミー賞」と称される「Tales of the Cocktail」でアジアの伝統的蒸留酒として初となるトップ10入りを果たし、世界最大の蒸留酒品評会「San Francisco World Spirits Competition(SFWSC)2025」では3年連続で最高金賞を獲得した銘柄のみに贈られるプラチナ賞を受賞するなど好評で、このたび日本国内のバー市場をメインターゲットとして販売を開始する。

 同社は「和酒と洋酒の垣根を越えて焼酎カテゴリーの枠を拡げたいとの想いから開発した。ショットやオン・ザ・ロックはもちろん、カクテルベースとしてもその個性を楽しめる」という。

 また、「日本のバー業界においては、昨今のインバウンド需要の高まりと『伝統的酒造り』のユネスコ無形文化遺産登録によって、世界中からのお客さんが日本のお酒を楽しむ場所として足を運ぶシーンが増え、『日本のカクテルを飲みたい』といったオーダーが増えている。

 一般的な焼酎の場合、アルコール度数25度や20度の商品が主流であり、米国のトップバーテンダーからはカクテルとして使用した際に他の素材に負けてしまうという意見があった。

 〈iichiko彩天〉は、ウオッカ、ジン、テキーラ、ラムといった世界の蒸留酒と肩を並べる度数である43度と、大麦麹由来のうまみ、カクテルのおいしさを引き出すフレーバーが最大の特徴だ。同商品を通じて、焼酎の文化にこれまでの『割る文化』だけではなく『掛ける文化』という新たな価値の創造に挑戦していきたい」と意気込みを述べた。