コラム

4人に1人は大豆ミートを食べた経験あり!うち4割が肉より消費が増えると予想【ジャストシステム調べ】

2020年9月10日 2:14 pm

 コンビニ各社がおにぎりや弁当メニューに使用し始め、業務用メーカー各社もカレーや焼売、ハンバーグなどで打ち出しはじめている「大豆ミート」。

 外食業界ではメニューへの取り入れにまだ出足が鈍い印象だが、ジャストシステムが8月17~19日に実施した「大豆ミート(植物肉)の消費に関する実態調査」では、10人に7人は「大豆ミートを知っている」と回答し、4人に1人は「大豆ミートを食べた経験」があることが判明。そのうち約4割が、「今後は肉よりも、大豆ミートの消費が増える」と答えたのだ。

 事前調査として、20~69歳の男女1万882人(男性5430人、女性5452人)に、大豆ミートを知っているか聞いたところ、「食べたことがある」が26.2%。「知っているが食べたことはない」が46.2%で、食べたことがない人も含めると、大豆ミートの認知度は72.4%と、「知らない」の27.6%を大きく上回った。

■大豆ミートを選ぶ理由は「ヘルシー」「低カロリー」「話題性」

 大豆ミートを食べた経験があると回答した人1000人(男女各500人)に、大豆ミートを選ぶ理由を聞いたところ、「ヘルシー」を挙げた人が最も多く(59.6%)、続いて「低カロリー」(46.0%)、「話題性がある」(22.3%)だった。

 大豆ミートを食べたことがある場所をすべて挙げてもらったところ、「自宅」と答えた人が最も多く(67.9%)、次いで「レストラン」(30.0%)、「カフェ」(18.2%)、「ファストフード店」(16.1%)、「友人・知人宅」(14.4%)の順だった。

■大豆ミートを食べる頻度は「1カ月に1回未満」が過半数、「ほぼ毎日」は男性がわずかに多い

 大豆ミートを自宅で食べたことのある679人に、食べる頻度について聞いたところ、最も多いのが「1カ月に1回未満」(54.8%)。次いで「1カ月に1回程度」(16.5%)、「週に1回程度」(13.3%)と続き、「ほぼ毎日」は7.1%だった。

 興味深いのが、「ほぼ毎日」食べると答えた女性は6.2%に対し、男性は8.0%とわずかだが高く、大豆ミートの低カロリーやヘルシーさに魅力を感じる男性が多いと推測される。

■「肉より大豆ミートの消費が増える」と答えた人は4割、課題はレシピの再現性や調理の仕方

 最後に、大豆ミートを食べたことがある1000人に、今後、自身の食事で大豆ミートの消費が肉よりも増えると「思う」(15.1%)、「やや思う」(27.3%)で合計42.4%と、4割が「肉よりも大豆ミートの消費が増える」と回答。

 一方、「思わない」(14.7%)、「やや思わない」(14.2%)で合計28.9%。「どちらともいえない」人は24.9%だった。

 増えると思う人の理由は「ヘルシー」(63.4%)、「低カロリー」(54.0%)に回答が集まった一方で、「環境に優しい」も31.4%に上った。

 増えると思わないと答えた人の理由は、「代替にはならない」(47.1%)、「おいしくない」(37.0%)のほか、「再現しにくいレシピもある」(16.3%)や「調理がむずかしい」(6.9%)という声もあった。

 これらの理由は、「大豆ミートを積極的に食べてはみたいものの、再現性や調理が難しいために食べる機会を増やしづらい」という複雑な気持ちがあるのではないかと予想される。

 SDGsが世間に浸透しつつある中、話題性が高い大豆ミートを使って、家庭では再現しにくかったり調理が難しかったりする料理をプロの手でおいしく仕上げて提供すれば、「おいしい上にヘルシーで、環境にも優しいメニューを出してくれる」と、お店の好感度も上がるかもしれない。

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