AIを活用した電話自動応答サービス〈IVRy（アイブリー）〉を提供するIVRy（東京・浅草、奥西亮賀社長）は、リクルートの予約台帳アプリ〈レストランボード〉と〈IVRy〉とを連携させることで、AIによる電話予約自動化を実現するための実証実験を始める。
今回の実証実験は、多忙で出られない電話や営業時間外の電話などによる予約取りこぼし防止や業務効率化を目的としたもので、まずは〈レストランボード〉を導入している10店舗に連携させたシステムを導入する。
〈IVRy〉は〈ChatGPT〉や〈GPT4〉といったLLM（大規模言語モデル）を利用することで人間と同等レベルの電話対応を行う音声対話AIを用いたサービス。これまでは、予約在庫に関するデータベースとの連携をしていなかったため、最終的な予約確定と返信はスタッフが行う必要があった。
今回、〈IVRy〉と飲食店の予約・空席状況・顧客情報を一元管理できる予約台帳アプリ〈レストランボード〉と連携することで、スタッフの手を煩わせることなく、いつでも電話予約の受け付けから完了までを自動化できるようにした。従来通り、予約以外の営業時間やアクセス方法の問い合わせなどにも自動で対応する。両社は、実験結果を鑑みた上で本導入に向けた取り組みを推進する予定としている。
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「ChatGPT」活用し予約・問い合わせに自動対応するAI電話システム開発【IVRy】
https://foodfun.jp/archives/23788
