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忘・新年会の想定予算は過去11年で最高額の4500円超に【HPグルメ外食総研調べ】

2022年12月13日 11:57 am

 リクルートの外食市場に関する調査・研究機関であるホットペッパーグルメ外食総研が首都・関西・東海の3圏で実施した、今年度(2022年12月~2023年1月)の忘・新年会についての消費者アンケート調査によると、1回当たりの想定予算額は4526円(前年比258円増)となり、調査を始めた12年年末~13年年始からの11回で過去最高額を記録した。

 今年度の忘・新年会の参加回数の見込みについて聞いたところ、「昨年度より大きく増えそう」と「昨年度よりやや増えそう」の「増加派」が計20.6%、「昨年度より大きく減りそう」「昨年度よりやや減りそう」の「減少派」が計1.3%と、増加派が減少派を大きく上回り、2年連続で回復傾向にあることが明らかとなった。

 1回当たりの予算額については、「5000~6000円未満」(34.1%)が最も多く、過去調査での同価格帯の割合と比べると、最も高い割合を示した。平均想定予算は過去最高の4526円となり、前年度(2021年12月~2022年1月)の実際の参加費(平均4607円)も過去最高額を更新した。

 また、忘・新年会の相手については、コロナ下の過去2回のシーズンでは、「友人・知人関係」の割合が最も高かったが、今年度は「会社・仕事関係」(25.0%)が最も高くなった。コロナ前(2019年度)の「会社・仕事関係」の45.1%には及ばないものの、2年連続で回復傾向にある。2位の「友人・知人関係」(23.5%)は、前年度(25.0%)から微減した。性年代別では、男性30~50代と女性20代で「会社・仕事関係」がありそうだとする割合が3割を超えた。

 同調査は11月1~8日に、首都・関西・東海圏に住む20~69歳の男女に調査し、9790件の有効回答を得た。