LINEヤフーは2月12日、新事業発表会を開催し「LINE公式アカウント」を使って飲食店の集客から予約・注文・決済・顧客管理・分析・再来店の販促まで一気通貫で提供する飲食店向けサービス〈LINEレストランプラス〉を6月に提供する予定であることを発表した。
〈LINEレストランプラス〉は「LINE公式アカウント」のオプションサービスで、モバイルオーダーやPOSシステム、CRM(顧客関係管理)、売上分析、在庫管理などの機能を利用できるもの。LINEと紐づいているため、顧客が何を注文したかや属性、来店回数、売上金額なども把握でき、効率的な集客・販促に生かせるという。
モバイルオーダー画面では料理の動画・写真、説明文に加えて、その料理のクチコミも表示できるようにした。POS用のiPadと店員が注文を受けられるハンディ用iPhoneも用意する。
モバイルオーダーは多言語翻訳機能を標準装備し、分割会計などにも対応。顧客がQRコードで読みこむ方法以外にも、同社が提供している、スマホを専用NFCタグが埋め込まれたプラスチックスタンドまたはステッカーに近づけるだけで画面が立ち上がる〈LINEタッチ〉での利用も可能。
近日中に子会社化するトレタの〈トレタ予約台帳〉とも連携し、マップで周辺に空席のある店舗を検索して、すぐに予約できるサービスなども提供する予定となっている。
LINEヤフーの池端由基上級執行役員は「テクノロジーがいくら進化しても使いこなせないと意味がない。パッケージで簡単に使える環境を用意し、デジタル時代に対応したサービスを提供する」と開発意図を説明。
トレタの中村仁社長は「これまで顧客との接点は店内のみが中心だったが、LINEを活用することで、店舗と顧客のつながりをより良いものに変えていける」と期待を寄せた。利用料金は規模などにより異なるため非公表となっており、サービス開始に合わせて、利用料金が実質、初年度無料・2年目半額となり、キッチンプリンターとドロワーも実質無料となるキャンペーンを実施する。
これまで〈Dinii〉など〈LINEミニアプリ〉を活用した飲食店向けのモバイルオーダーやPOSサービスはあったが、今回、LINEヤフーは自社で同様のサービスを開発・提供することで、店舗と顧客を〈LINE〉でつなぐ「Life Platform」の確立を目指す。









