ピックアップ開発秘話

「ととのう」サラダメニュー提案! サラダの新しい魅力発信するプロジェクト始動!!【日本サラダ協会】

2023年10月13日 2:09 pm

 サラダを年間1000食以上食べるインフルエンサーのまなみさんが昨年4月に立ち上げた日本サラダ協会は、サラダの新しい魅力を発信することでサラダの可能性を再発見し、日本人に不足している野菜摂取量を増やすことを目的とした「Re:SALAD PROJECT」を立ち上げた

日本サラダ協会会長のまなみさん(左)と「野菜の料理家」西岡麻央さん

 その第1弾として、サウナブームから広がりを見せる「ととのう」をテーマに、日本サウナ学会理事の加藤容崇さんと「野菜の料理家」の西岡麻央さんが協力してサラダ料理を開発。10月12日から順次、都内の協力店舗などで提供するとともに、特設サイト(https://resalad.jp/)でレシピを公開する。

 加藤氏が説く「ととのう」際に分泌される3つの幸せホルモン(心の平常を保つ「セロトニン」・やる気や達成感をもたらす「ドーパミン」・心身の苦痛を和らげ快感をもたら「エンドルフィン」)を生成するために必要なアミノ酸を補給できるサラダメニューを、西岡さんが「旬の食材・香り・色」の3つを軸として考案した。

 記者会見で西岡さんは「春野菜の苦みが強いのは眠っている体を目覚めさせるため。秋野菜は冬に備えてエネルギーを蓄えやすいなど、旬の食材には季節特有の効果がある。また、香りにはイライラを抑え心を落ち着かせる効果があり交感神経も活発化する。気分に合わせた色を取り入れることでパフォーマンスも高まる」と説明。四季ごとのレシピが用意されており、秋メニューでは〈生ハムといちじくとさつまいものサラダ〉〈きのことチキンのサラダ〉〈バターナッツかぼちゃとアボカド卵のサラダ〉の3品を用意した。

 同メニューは、中島董商店が運営するカフェ「verde」(渋谷)で10月12日から、GROWINGの「Cafeteria S Omotesando」(表参道)とダブリューズカンパニーの「アークヒルズカフェ」、温泉施設「癒しの温泉 水春」の8施設で同月23日から提供される(提供メニューや提供数・期間などは店舗毎に異なる)。

 日本サラダ協会は、まなみさんのSNSのフォロワーなど約5000人が会員となっており、サラダを提供する飲食店情報などを共有・発信する活動を展開。最近ではサラダ専門店のメニュー開発にも協力している。同協会では今後、プロジェクトの協賛企業や専門家の知見を合わせて、サラダの新たな楽しみ方やレシピなどを発信し、日本人の野菜摂取量向上を目指すとしている。