飲食店の集客・予約サービス「TABLE REQUEST（テーブルリクエスト）」を運営するBespo（東京・外苑前、高岳史典社長）は11月１日、中小飲食店向けの発注サービス「SMART REQUEST（スマートリクエスト）」をリリースする。
「SMART REQUEST」は、スマートフォンやタブレット、パソコンから利用できる発注システムで、ブラウザ上での利用のため、アプリのインストールは不要。また受注先のシステム変更も不要だ。
メニュー画面から発注先企業あるいは発注品を選び、商品と個数を選択して内容を確認し送信すると、発注先の希望に応じてメールもしくはFAXで発注書が送信される。
発注内容は自動でPDF・CSV化されるので、受注業者の受発注システムに取り込むこともできる。そのほか、発注履歴管理や履歴からの再注文、発注書の下書き保存なども可能だ。
見た目がシンプルで、使いやすさが直感的に分かりやすいユーザーインターフェースも特徴の一つ。
１店舗あたりの月額利用料は税別5000円で、申し込み月と翌月は無料になる。各種の初期設定は同社が無料で設定し、契約は３カ月毎更新となる。
高岳史典社長は、「発注業務は５～10分程度で完了するため、FAX発注と比較して人件費やランニングコストが大幅に圧縮可能だ。誤発注や発注忘れなども減らせるため、業務の効率化につなげられる」という。
また、東芝テックと資本業務提携を締結したことで、システム連携による受発注業務全体の効率化も実現していきたいとする。
