植物肉〈ミラクルミート〉のDAIZ(熊本・熊本、井手剛社長)はこのほど、植物性たんぱく質由来の液卵〈MIRACLEEGG(ミラクルエッグ)〉を開発した。
〈ミラクルエッグ〉は、従来の植物性卵製品の持つ①鶏卵と同じ温度・加熱時間で熱凝固しない②化学原料や添加物が多く異風味がある──という課題を解決。
独自技術で植物性たんぱく質の分子構造を鶏卵のたんぱく質に近づけており、鶏卵と同じ温度・加熱時間で固まるようにした。また化学原料不使用で、鶏卵と混ぜて使った際、料理工程や味に響かない。
これにより既存の卵加工品と同じ製造インフラ・同じ調理法を用いることができ、幅広い卵の調理・加工に使用することが可能となり、近年の卵不足・価格高騰の解決にも寄与するという。
2024年中に業務用液卵と混ぜるハイブリッド食品として商品化し、外食業界などへ提供する予定。