J-オイルミルズは10月19日、業務用植物性チーズ代替品として〈Violife(ビオライフ) 植物生まれのシュレッド チェダータイプ〉250gなど全4品を発売した。
「Violife」はオランダのアップフィールド社が展開するブランドで、J-オイルミルズは5月に同社との独占輸入・販売契約を締結した。
「Violife」が製造する植物性チーズ代替品は乳やナッツを使わず、ココナッツオイルを原料に植物由来素材の発酵や抽出のみの工程で、乳由来のような味わいやコクを実現した。着色にはニンジンやパプリカの色素を使う。
Jオイルミルズは、「日本ではピザやカフェチェーンへ提案をしており、味については非常に高い評価を得ている。外食業界がサステナビリティを実現しつつ、生活者のニーズに応えられるように支援していきたい」とする。
家庭用では9月から1都6県(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、群馬県、栃木県、茨城県)で販売している植物性バター代替品や植物性クリーム代替品については、「来春以降に業務用での展開を検討している」という。