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夏の新しい楽しみ方を提案するクラフトビールと料理のペアリングを提案!「タップマルシェ」でも発売中【キリンビール】

2023年6月16日 10:03 am

 キリンビールは、同社が運営するビアレストラン「スプリングバレーブルワリー(SVB)」直営店で提供しているクラフトビール(CB)ブランド「SPRING VALLEY(スプリングバレー)」の夏限定製品〈SPRING VALLEY サマークラフトエール 香(かおる)〉(アルコール度数4.5%・200ml490円~)の市販用発売に合わせ、「CBによる新しい夏のビール体験」をコンセプトに、旬の食材を使ったペアリングメニューを、7月31日まで「SVB」東京店で提供する。

 なお業務用は3L小型ペットボトルディスペンサー「タップ・マルシェ」限定で販売しており、季節・数量限定のため樽では販売しない。

 〈サマークラフトエール 香〉は、オーストラリア産のギャラクシーホップを使用し、アルコール度数の低い上面発酵ビールを指すビアスタイル「セッションエール」を使用。トロピカルフルーツのような華やかな香りで、爽やかながらも満足感のある味わいに仕上げた。

 SVB東京ヘッドブリュワーの古川淳一さんがオーストラリアへ出張した際に「セッション」スタイルと出会い、「飲みやすく香りもよく、日本人の味覚に合いそうだ。日本でセッションビールを造りたい」と考えたのがきっかけだとか。夏の時期に飲みたくなるような、クラフトビールならではの新しいおいしさを追求した。

 キリンビール事業創造部スプリングバレーブランド担当の岡本理沙さんは、「これまで夏のビールというと、『キンキンに冷やして喉の渇きを潤す』『仕事終わりに会社の仲間と』『飲食店やBBQ場で』など、キレやのどごし、爽快さが重視されていた」と指摘。

 「一方、〈サマークラフトエール 香〉は『爽やかでトロピカルな香り』を『身近な大切な人と』、『食事と一緒にゆったりと』『テラスや半屋内で』など、新しい夏の楽しみ方を提案するビールだ」と説明する。

キリンビール事業創造部スプリングバレーブランド担当の岡本理沙さん(左)とSVBブランドアンバサダーの中水和弘さん

■お勧めのペアリングは柑橘系や香草料理など

 SVBブランドアンバサダーの中水和弘さんによると、〈サマークラフトエール 香〉はシャンパングラスのような背の高いステム付きグラスがお勧めだという。

 「背の高いグラスだと、顎をあげて飲むことになり、ビールが直接喉に当たることでより爽快感を感じやすくなる」(中水さん)。

 事前にグラスを氷水につけて冷やしておき、最初はテーブルに置いたまま中ほどまで注ぎ、泡が落ち着くのを待ってから持ち上げて斜めにして壁面に沿って注ぐ。

 ビールと泡の割合は8対2が理想だ。「口の中に入った際のビールと泡のバランスが良い。また泡にもトロピカルフルーツのような風味がつくため、『ギャラクシーホップ』の味わいを感じられる」(中水さん)のだとか。

 また、中水さんはSVBで提供するビールと最高に相性のいい料理とのペアリングを常に考えていることから、「ペアリングモンスター」の別名を持つ。中水さんはこう力説する。

 「〈サマークラフトエール 香〉は爽やかな味わいと後味にほのかな苦味がある。そのため、スイートチリソースや甘酢などの甘酸っぱいソースや、パイナップルと相性の良い料理、パクチーやバジルなどの香草を活かした料理、シャーベットなどが合う。キーワードは『フルーティ(柑橘系)・冷涼感・爽快感・酸味』だ」

 そんな「ペアモン」こと中水さんがシェフと一緒に考案したのが、〈幸海老フリット 柚子胡椒ディップ添え〉1200円や〈オリエンタルスパイスのラムグリル ライムチリソース&ディルグリーン〉3200円などのアラカルト10種だ。

〈幸海老フリット 柚子胡椒ディップ添え〉

 〈幸海老フリット 柚子胡椒ディップ添え〉の柚子胡椒ディップには白だしを少し加えてやや粘性をゆるくし、和のテイストも加えたという。そのほか、アラカルトをいくつか取り入れたフリーフロー付の期間限定コース〈サマークラフトコース〉5800円も提供する。

 さらに、「スプリングバレー コラボレーションショップ」と題して、8月中旬までをめどに、「タップマルシェ」を導入している全国40の飲食店で、「スプリングバレー」ブランドの各ビールと、各店独自の料理とのペアリング体験や飲み比べを実施する。

 展開に関する詳細は、「スプリングバレー コラボレーションショップリスト」サイトでも順次公開していくという。

オリエンタルスパイスのラムグリル ライムチリソース&ディルグリーン〉