レストラン検索・予約サイト「食べログ」を運営するカカクコムは、新型コロナウイルス感染症の感染症法における位置づけが5類へと移行予定であることを受け、移行後に、現在と比較して外食する機会がどうなると思うかを聞いたところ、「現在より大きく増えると思う」「現在よりやや増えると思う」を合わせて約55%という結果になり、これまでよりもさらに外食の利用意向が高まっていることが判明した。
利用シーン別に、どのように外食頻度が変化しそうかを聞いたところ、「知人・友人と」が同調査の2023年3月の62.5%から67.9%、「宴会・飲み会で」は同56.9%から60.7%、「会社の同僚と」では同55%から59.3%、「デートで」は同38.8%から44.2%へと、それぞれ「増える」とした割合が伸びた。
特に、「家族・子供と」は同42.9%から52.2%と、9.3ptの大幅な伸びとなった。
逆に減ったのは「女子会で」が同55.3%から49.5%、「合コンで」が同37.4%から36.8%だった。
また、「現在の外食に行こうと思う人数」と「5類移行後に行こうと思う人数」の両方を聞いたところ、「5~8人まで」は現在が22%、5類移行後は30%となり、「9人以上」は17%から30%へと伸びた。
なお「3~4人まで」は同54%から40%、「2人まで」も同7%から4%と減っており、5類への移行に伴い、外食利用人数も増加する傾向にあることが分かる。
この調査は、2023年4月3~9日、全国の食べログユーザー9641人を対象にWebで実施された。