中小企業基盤整備機構は2024年6月25日から、人手不足に悩む中小企業などを対象に、IT機材やロボットなど省力化に役立つ汎用製品を導入する費用のうち、最大1500万円を補助する「中小企業省力化投資補助金」の申請を開始する。
カタログに掲載された製品が補助対象となり、清掃ロボットや配膳ロボット、券売機、スチームコンベクションオーブンなど、外食業界の人手不足解消になりえる製品が掲載されている。
そのほか、交付申請フローや製品カタログなどの詳細は中小企業基盤整備機構の「中小企業向けサイト」(https://shoryokuka.smrj.go.jp/smb/)に掲載されている。
申請には、法人・個人事業主向け共通認証システム「gBizIDプライム」のアカウント(ID・パスワードなど)が必要となるので、持っていない場合は、先にgBizIDホームページ(https://gbiz-id.go.jp/top/)から取得しておいたほうがよさそうだ。
■「中小企業省力化投資補助金」制度概要
●事業名称:中小企業省力化投資補助事業
●補助対象者:人手不足の状態にある中小企業など
●補助率など:カタログに掲載された製品が補助対象となる。また、補助上限額は従業員数ごとに異なる。
補助対象 | 補助上限額 | 補助率 | |
補助対象としてカタログに登録された製品など | 従業員数5名以下 | 200万円(300万円) | 1/2以下 |
従業員数6~20名 | 500万円(750万円) | ||
従業員数20名以上 | 1000万円(1500万円) |
※賃上げ要件を達成した場合、かっこ内の値に補助上限額を引き上げる(中小企業基盤整備機構の資料を基に作成)