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「Chat GPT」が作ったグルメアプリ内のトピックタイトルを検証! クリック率が5%改善!!【SARAH】

2023年3月30日 10:47 am

 グルメコミュニティサービス〈SARAH〉と外食ビッグデータサービス〈FoodDataBank〉を運営するSARAH(東京・神保町、髙橋洋太社長)は、〈SARAH〉に生成系AI「Chat GPT」を導入し、「今日のごはん」のおすすめを提案するトピックのタイトルを生成したところ、従来と比較してクリック率が平均5%改善した。

 〈SARAH〉には、ユーザー向けのトピック欄に、投稿されたデータをカテゴリー別にまとめて「今日のごはん」として提案する機能がある。今回、このタイトルや説明文を「Chat GPT」で生成することに成功した。

「Chat GPT」で作成したタイトル

 従来は人の手で作成していたため手間がかかり、クオリティにもムラがあったが、「Chat GPT」による生成で問題ないテキストが生成されただけでなく、クリック率が最大114%改善する結果になったという。具体的には、「Chat GPT」で以下のようなタイトルが生成された。

チキン南蛮:タイトル「味わい深い鶏の極み」/説明文「 旨みたっぷり #チキン南蛮 で幸せに」
煮干しラーメン:タイトル「 魚介の旨味」 /説明文「深い味わいの #煮干しラーメン」
串カツ:タイトル「一口サイズの幸せ」/説明文「 揚げたて #串カツ で楽しもう」

 同社では、「従来の人力によるタイトル生成プロセスと比較して、効率的かつ高品質なタイトル生成が可能となりました。今後は〈SARAH〉アプリだけでなく、〈もぐナビ〉、〈クスパ〉といった他のtoC事業にも活用を拡大し、ユーザー体験の向上や社内の運用効率化を目指します。また、toB事業のFoodDataBankでも活用できる部分を探し、さらなる技術活用を推進していきます」とコメントした。

 また、このニュースを伝えるプレスリリースも「Chat GPT」で作成しており、リリース内にそのプロントも公開している(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000133.000012648.html)。