紙のメニュー表のように自由なレイアウトの注文画面を作れるセルフ・モバイルオーダーシステム〈Okage〉(オカゲ)を運営するOkage(東京・築地、内田善久社長)は、デザイン作成プラットフォーム〈Canva〉(キャンバ)を運営するオーストラリア・シドニーのCanva(メラニー・パーキンスCEO)と協業し、キャンバの公式クリエイターが作成または選定したメニューテンプレート(https://www.canva.com/ja_jp/menus/templates/)を、〈Okage〉ユーザーに無償提供する。
Okageが特許を取得しているモバイル・セルフオーダー〈Okage〉では、注文画面の料理の写真部分をタップするだけで注文できるため、自由で柔軟性のあるレイアウトが可能となっている。
キャンバは、2023年7月現在で1億3500万人の月間アクティブユーザーを抱えるオンラインのデザイン作成プラットフォーム〈Canva〉を展開。クリエイターは、写真やグラフィック、イラストなどの素材やテンプレートを〈Canva〉のマーケットプレイスに公開し、ユーザーはそれらを使ってオリジナルのポスターやSNS用の画像を作成できる。素材やテンプレートには無料で利用できるものと有料のものがある。
今回の協業についてOkageは、「メニューデザインの制作費や制作時間を削減しながら、クオリティの高いデジタルメニューを手早く作成することができ、魅力的な注文画面でユーザーの店舗の顧客満足度向上にもつながる」と期待を寄せる。