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公式サイトの自動翻訳や検索上位表示・海外SNSの投稿などインバウンド集客サービス開始【C-mo】

2023年3月14日 8:48 am

 飲食店など地域に根付いた店舗ビジネスを展開する企業向けに集客や商圏分析などに役立てられるマーケティングツール〈C-mo(シーモ )〉を開発・販売するCS-C(東京・田町、椙原健社長)は、昨年6月に〈C-mo〉に追加したインバウンド向けSEO(検索エンジン最適化)対策ツール「C-mo Inbound」を、インバウンド対策の総合サービスに衣替えして新たにリリースした。

 「C-mo Inbound」は、同サービスを通して作成した公式サイトの全ページを100以上の言語に自動翻訳できるとともに、検索順位が上がりやすくなるサイト構造としたサービス。スマートフォンやタブレット画面をメニュー表(即時翻訳)としても活用できるため、言語ごとにメニュー表を用意する必要もない。導入店の中には、海外からの公式サイトへの訪問者数が導入前に比べて265%、予約アクション数が944%に増加したという店舗もあったという。

 ただ、昨年末から年初にかけて実施した調査で、訪日外国人観光客がGoogle検索以外にもさまざまな手段を使って日本の飲食店を探していることが分かった。そこで同社はSEO対策だけでなく、SNSやGoogleマップ、口コミサイトなどのウェブメディアといった幅広いサービスを網羅して集客できるサービスに衣替えした。

 具体的には、従来のサービスはそのままに、「トリップアドバイザー」の初期設定と口コミ促進や、集客サイトや各SNSへの投稿、「Googleビジネスプロフィール」の多言語設定、インバウンド向けGoogle広告の運用などを加えた。「C-mo Inbound」は、月額利用料5万円(税別・以下同)の〈C-mo〉を導入していることが条件となり、別途、初期費用3万円、月額料2万円+5万円(内4万円はGoogle広告費)が必要となる。