京都・祇園で「Bar Emma」を運営するAperio(アペリオ/京都・円町、中山祐子社長)は、コロナ禍で休業を余儀なくされたことをきっかけに、ノンアルコールでありながらもお酒の風味を楽しめるドレッシング「エマドレ」シリーズを開発した。
代表の中山祐子さんが、「コロナ禍で思うように外で楽しくカンパイすることができない状況が続く中、食事を通してカンパイすることはできないか? お酒の香りをおいしく食べることはできないか?」との想いから残ったワインを使って開発に着手。試作品を提供したお客さんなどから好評を得たことから、事業再構築補助金を活用して工場を新たに建設し、本格的な製造を始めた。
鮮度を長く保つためにアルミパウチを採用し、赤ワインと白ワインのドレッシング2種を8月に発売。今後、ビールとウイスキーのドレッシングも販売する予定だ。
〈赤ワインの香りを味わうドレッシング〉は、ひとくち目でしっかりと感じられる赤ワインの香りを、たっぷりの大根と共に味わうドレッシングで、今までにない新しいポン酢として活用できる。
〈白ワインの酸味を味わうドレッシング〉は、白ワインの持つフルーティさと草原のような香りを再現。そのまま食べるハーブ茶葉をアクセントにした大人のビネガードレッシングとなっている。
年末に発売予定の〈ビールの苦味を味わうドレッシング〉は、ホップの苦味と京都白味噌を合わせたドレッシングで、苦味と甘味の絶妙なバランスで料理の幅を大きく広げられるという。
来年初旬に発売予定の〈ウイスキーの深みを味わうドレッシング〉は、ウイスキーの深い香りと、ハーブとスパイスを絶妙にブレンドしたBBQドレッシング。モルティ―な風味が肉の味を一段と引き立てるように仕立てた。
販売については、特設サイト(https://www.aperio1125.com/)の問い合わせから受け付けている。