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これは便利!! 日々の飲酒量をスマホで記録して上手くお酒と付き合おう!【アサヒビール】

2022年10月8日 10:44 am

 アルコール離れと言われて久しいが、居酒屋で働くスタッフは酒好きが多い。営業終了後に同僚や友人と飲みに行ったり、休日は勉強がてら朝からさまざまな店で飲み歩いたり──。

 しかし羽目を外して事件の加害者になったり、泥酔状態で仕事をされたりしたら大変だ。スタッフの健康も心配になってしまう。

 経営者も付き合いで飲むことが多いが、肝臓の数値や尿酸値が高止まりしている人もいるのではないだろうか。

 アサヒビールは10月6日から、適正飲酒を推進する新サービス〈飲酒量レコーディング〉https://www.ab-drinkingrecord.jp/)を開始した。日々の飲酒量を記録して可視化し、その情報に合わせてお酒の飲み方や商品を提案することで、多量飲酒を抑制する一助として健康に配慮しながらお酒を楽しめる仕組みづくりを推進するという。

 〈飲酒量レコーディング〉はLINEのログイン機能を活用してWEB上で提供するもので、同社の公式アカウントに友だち登録をしている20歳以上の人なら利用することができる。初回登録時に、アルコール症スクリーニングテスト「AUDIT ※1」を受け、自分の飲酒習慣を把握する。

 ※1 世界6カ国(ノルウェー、オーストラリア、ケニア、ブルガリア、メキシコ、アメリカ)の調査研究に基づいて作成されたアルコール症スクリーニングテスト。同サービスでは「AUDIT」の中でも「Core AUDIT」と呼ばれる10項目の質問に答えることで、アルコール依存症や将来の危険性を判定するものとなる。

 その後4週間は、飲酒した量や休肝日を記録し、現状の飲酒量を純アルコール量(g)やグラフで可視化。飲んだお酒の種類や容量別に選択できるので、摂取した純アルコール量を把握しやすくしている。

 初回登録から4週間が経つと、2つのコース「お酒を楽しむコース」「お酒を控えるコース」を新たに選択できるようになる。コースごとに、登録したお酒の種類や飲酒量に合わせてLINEのトーク画面上にお酒の飲み方や商品情報が配信され、1人ひとりの好みや飲酒状況に合った提案を行う。

 同社はこれまでもアルコール関連問題の解決に向けて、不適切な飲酒の撲滅に取り組んできた。2020年12月からは、飲む人も飲まない人もお互いが尊重し合える社会の実現を目指すため、飲み方の多様性「スマートドリンキング」を提唱している。

 今回の〈飲酒量レコーディング〉を通じて、慣習的な飲みすぎの抑制をサポートし、健康に配慮しながらお酒を楽しめる仕組みの構築を目指すことで、酒類文化の健全な発展に貢献するという。

 スタッフにはもちろん、「最近飲み過ぎなんだよなあ」「肝臓の数値が上昇しっぱなしで……」「痛風発作はもう嫌だ!」という経営者にもお勧めかも?