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工事不要!室内のCO2濃度感知し換気扇を作動させる「CO2BOT」を発売【グリーンコアテック】

2021年11月12日 9:30 am

 グリーンコアテック合同会社(京都市上京区)は、室内の二酸化炭素(CO2)の増減を感知して、自動で換気扇スイッチを作動させるCO2感知自動換気システム「CO2BOT」(税込3万9800円/型番:BA-CO2BOT)を、Amazonや代理店などで発売した。

 このシステムは、無線送信機を搭載したCO2メーターと、壁スイッチに両面テープで取り付ける壁スイッチロボットで構成される。

 ロボットは電池で駆動し、無線で信号を受信するので配線不要。既存の換気システムに後付けができ、ほとんどの壁スイッチに対応しているという。

<システム内容>
1.CO2メーターで設定したCO2値を超えるとロボットに送信
2.ロボットが換気扇スイッチをONし、換気開始
3.CO2値が設定値を下回るとロボットに送信
4.ロボットが換気扇スイッチをOFFし換気停止

 従来は、CO2メーターの値を人が確認して換気設備を手動で操作するのが一般的だが、つい点け忘れたり点けっ放しになりがちだ。

 「CO2BOT」を利用すれば自動で必要な時だけ換気扇を作動させるので、感染対策をしながら冷暖房の無駄を最小化する省エネ効果も期待できる。また、一部のサーキュレーターにも対応するという。