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「全国ジビエフェア」が1123店でスタート! 来年2月末まで参加店募集【ぐるなび】

2021年10月27日 4:12 pm

△左から《あまからくまから》の林育夫店長、ヴァン・ドゥーフの小出剛史取締役、ラムラの舛田春彦商品部課長、農水省の仙波徹鳥獣対策室室長、壱番屋の蓮見晋也東東海ブロック長、《星のや富士》の須川正大料理長

 ぐるなびは10月27日、特設サイトで国産のシカ肉とイノシシ肉(以下、ジビエ)を活用した飲食店の料理などを紹介する「全国ジビエフェア」の記者会見を開催し、ラムラや壱番屋、ヴァン・ドゥーフなどが提供するメニューを紹介した。

 同フェアは農林水産省の「全国ジビエプロモーション事業(ジビエフェア開催事業)」として11月1日から2022年2月28日まで実施するもの。今回は4回目となり、ぐるなびが主体となるのは初。8月からジビエを取り扱う参加店を募った所、全国の飲食店、ホテル、小売店、ECサイトなど1123店が参加してスタートすることとなった。

 ぐるなびでは、「ヘルシー」「ビューティー」「農業を守る」「地域を味わう」など12のメリットやストーリーでわかりやすく紹介しながら、ジビエのことを知り消費することを「ジビ活」と名付けて全国でプロモーションしていく。

 農林水産省鳥獣対策室の仙波徹室長は、「昨年から捕獲キャンペーンを実施しており流通量は増えている。コロナ禍で飲食店も厳しい状況だったので、このキャンペンーンを集客に役立ててほしい」と話した。

△ラムラが同キャンペーン参加をきっかけに開発した〈天然国産イノシシと有機野菜のしゃぶしゃぶ〉

 今回初めてフェアに参加したラムラの舛田春彦商品部課長は「店舗単位でジビエを仕入れて提供することはあったが、このキャンペーンをきっかけに工場で仕込んで複数店舗で提供する新メニューを開発した」と説明。同社の「音々」4店と「DOZO 赤坂サカスbizタワー店」、「京町家 小伝馬町店」では〈天然国産イノシシと有機野菜のしゃぶしゃぶ〉1人前1500円(税込・以下同)を、「音々バル」3店と「大地の恵み北海道」6店、「馬舌屋 小伝馬町店」では〈丸ごと鹿日本赤ワイン煮込み〉880円を提供する。

△《あまからくまから》の〈みかん猪のぼたん鍋〉

 このほか、ヴァン・ドゥーフは「Osteria Bubbino」など3店舗で〈蝦夷鹿ウチモモ(焼肉)〉1850円と〈蝦夷鹿と黒毛和牛のテリーヌ 蝦夷鹿のサラミ添え〉1300円を提供。ジビエ料理専門店の〈あまからくまから〉では〈みかん猪のぼたん鍋〉4180円をイチオシとして紹介した。また壱番屋はFC企業が地域限定で開発しているメニューの中から、愛知県豊田市のレトルトカレー〈鹿肉欧風カレー〉650円と滋賀県の〈近江日野産天然鹿カレー〉966円をピックアップした。

△ヴァン・ドゥーフの〈蝦夷鹿と黒毛和牛のテリーヌ 蝦夷鹿のサラミ添え〉

 特設サイトでは2022年2月末まで参加店舗は募集しており、ジビエの無料サンプルも数量限定で提供している(詳細は関連ページ参照)。

※関連ページ
ジビエ取り扱い店対象に「全国ジビエフェア」の参加者募集【ぐるなび】
https://foodfun.jp/archives/15819