酒類ピックアップ仕入れ・受発注

オーガニック×ヴィーガンワイン専門ECサイトの事前登録受付中【東京バル×学園中山酒店】

2021年10月27日 9:17 am

 「東京バルTAKEO」や筑波大学学食の運営などを行う東京バル(茨城・研究学園、筒井宏明社長)と、業務用酒類・食品の卸を手掛ける学園中山酒店(茨城県土浦市、中山徹雄社長)は協業事業として、ヴィーガンワインとオーガニックワインに特化した専門ECサイト「My Best Cellar」をオープンする。販売元は学園中山酒店で、サイトの運営・企画を東京バルが担当する。

 販売先は一般や飲食店・小売店などで、サイトには希望小売価格を提示するが業務向けは卸価格で販売する。それに伴い、このたび事前登録サイト(https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScGjr7z28-w0Cx_fj7zm5hfr-aorazW0cBnIY5kDYzrC9cqmA/viewform)を開設した。

 ブドウが原料であるワインは、植物性100%の食品だと思われがちだが、ワインの製造工程の1つであるコラージュ(澱下げ・清澄工程)を行う際、「清澄剤」として卵白や牛乳、魚のゼラチンといった動物由来の原料が使われることがある。

 「My Best Cellar 」では、製造工程すべてにおいて動物性由来の原料を一切使用していないワインのみを販売する。またオーガニックワインとは、有機栽培されたブドウを使用したワインを差す。

 ワインはイタリア・フランス産のものを中心に展開する予定で、商品はヴィーガン認証を取得しているものとしていないものがある。

 していない商品に関しては、「製造方法がヴィーガンである(≒コラージュに動物性の原料を使っていない)」ことを証明する誓約書をワイナリーより発行してもらうなどして確認を取る。

 「どれがいいのかわからない」などといった悩みについては、東京バルのブランドオフィシャルアドバイザーソムリエで「GinzaWineBarG5」の店主でもある大庭良輔さんがアドバイスをしてくれるという。