リキュール「コカレロ」の輸入販売を手掛けるアイデイ商事(大阪・梅田、土居景久社長)は9月1日、〈COCALERO DE ALTURA -コカレロ・デ・アルトゥーラ-〉(容量750ml)を数量限定発売する。昨年11月の数量限定発売で好評を得て、早期に完売した製品の再販売だ。
「コカレロ」は、アンデスの山奥で栽培されるコカの葉など17種類のハーブをブレンドしたボタニカルリキュールで、甘めの味わいとハーブの香りが特徴。同社が2014年に輸入販売を開始した。
「コカレロ」と割り材をひょうたん型グラスに入れて飲む「コカボム」が写真映えするため、クラブや野外フェスなどのパーティーシーンを中心に人気に火がついた。
〈COCALERO DE ALTURA〉は、「コカレロ」の最上位アイテムの位置付けとなる。南米ボリビアにある「悪魔の歯(デビルズ・トゥース)」の異名を持つ山の麓、標高3600mという高地にある都市ラパスに、〈COCALERO DE ALTURA〉の蒸留所はある。
高地で蒸留することの利点は、アルコールの沸点が70度まで下がること。ボタニカルと蒸留酒の反応が穏やかに進むことで、繊細なフレーバーが引き立ち、より芳醇な香りが生まれるのだ。
〈COCALERO DE ALTURA〉には南米産の香木など20種類以上のボタニカルを使用し、伝統的な単式蒸留(ポットスチル)を採用。30日間以上の熟成を経て、コルディエラ・レアル山脈の天然水を加水して仕上げる、芳醇な香りとスパイシーな味わいが売りだ。
厳選された材料を使い、職人が手間暇をかけて作る一品のため、大量生産が難しい。生産数量が限られた、世界的にも希少なリキュールとなる。
日本では2020年11月に数量限定で発売したが、芳醇な香りとスパイシーな味わいと希少性から話題を呼び、瞬く間に完売。その後も問い合わせが相次いだため、〈COCALERO DE ALTURA〉の再販売を決定したという。
アルコール度数40%で、希望小売価格は税込5940円。ハーブ由来の爽やかな飲み口は、ショットや専用グラスを使用した「コカボム」はもちろん、ロングカクテルや紅茶との相性も抜群。
グラスに氷と〈COCALERO DE ALTURA〉30ml、グレープフルーツジュース60mlを入れてステアし、トニックウォーター60mlを入れて炭酸が抜けないように軽くステアしてから仕上げにミントを添えるカクテル「パチャママ」もおすすめだ。