
これまでQRコード決済導入を広めるため、中小店舗向けの決済手数料を無料としてきたQRコード決済サービス各社は、10月以降続々と有料化する方針を示している。そんな中、QRコード決済サービスでトップシェアを占めるPayPayは8月19日、決済手数料を業界最安水準の1.60%(条件あり)とすることを発表した。
10月1日以降の決済手数料については、PayPayとLINE Payが改定することを発表しており、これらの動きに合わせて他社も改定する可能性はあるが、8月19日時点で各社が公表している10月1日以降の決済手数料は以下の通りとなる。
【PayPay】
1.6%(「PayPayマイストア ライトプラン」加入の場合)
1.98%(「PayPayマイストア ライトプラン」未加入の場合)
※「PayPayマイストア ライトプラン」は、初期費用1980円(税別)と1店舗あたり月額1980円(同)で「PayPayクーポン」の発行などができる加盟店向けサービス。初期費用と最大2カ月分の月額料金が無料となるトライアルキャンペーンや、10月19日までの加入で決済額の3%分が最大6カ月分振り込まれるキャンペーンも実施する。
【LINE Pay】1.98%
店舗で印刷されたQRコードを提示する「プリントQR」、LINEの「店舗用アプリ」、LINE公式アカウントのチャット上に支払いリンクを送信する「支払いリンク」を利用の場合
【d払い】2.6%
【au Pay】2.6%
【メルペイ】2.6%
【楽天ペイ】3.24%~3.74%
※QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。