
北海道は、7月25日までとしていた札幌市の飲食店に対する県独自の時短営業の要請を8月22日まで延長するとともに、酒類提供に対する要件を厳しくした。同時に、国に対して「まん延防止等重点措置」の適用を求めることを決め、「まん延防止」が適用された場合は営業時間をさらに短縮する。
現在、札幌市では飲食店に対して5~21時(酒類提供は11~20時)の時短営業を要請しているが、連休に入る22日からは酒類を提供する場合、①同一グループの入店は原則4人以内②アクリル板などの設置(座席の間隔の確保)③手指消毒の徹底④食事中以外のマスク着用の推奨⑤換気の徹底⑥新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」または北海道コロナ通知システムの活用の呼びかけ⑦滞在時間の制限(2時間程度を目安)⑦店内では大声での会話を避けるよう注意喚起を行う(黙食~食事は静かに、会話はマスク~の実践)⑧業務開始前に検温を行うなど従業員の体調確認を行う――の要件を満たすことを求める。
また、国に要請する「まん延防止」が適用された場合は営業時間を20時(酒類提供は19時)までと1時間短縮する。