さまざまなテイクアウト・デリバリーサービスが現れ、店舗によって導入しているサービスが異なると、いくつものアプリを使い分けなくてはいけなくなり、不便さも露になってきた。
グルメコミュニティアプリ「SARAH(サラ)」(https://sarah30.com/)を運営するSARAH(東京・浅草橋、髙橋洋太社長)は、6月に連携したテイクアウトサービス「Picks」に加えて、テイクアウト・デリバリーサービスを提供する「Uber Eats」「menu」「fineDine」「Chompy」とも連携することで、「SARAH」でメニューを検索して、そのまま連携した各サービスから注文できるようにした。
「SARAH」は、レストラン単位ではなくユーザーが投稿した〈麻婆豆腐〉や〈ポテトサラダ〉などのメニュー単位で投稿や検索できる無料のグルメアプリ。今回、テイクアウト・デリバリーメニューを検索できる機能を追加するとともに、選んだメニューを別のアプリを立ち上げることなく、すぐに注文できるようにすることで利便性を向上させた。
利用方法は①アプリ内の「キーワードで検索」窓から、受け取り方法に「テイクアウト」「デリバリー」を指定②「テイクアウト」「デリバリー」メニュー一覧から注文したい料理をタップ③メニュー詳細にある「テイクアウト」「デリバリー」の注文ボタンをタップ④表示された連携先のサービスから、利用するサービスをタップーーで完了となる。
SARAHアプリ内で表示される価格は配送料などが含まれていないため、表示金額と提携先アプリでの価格とで異なる可能性があるという。
高橋洋太社長は「テイクアウト・デリバリーサービスの普及により食事の選択肢が増え、簡単においしい料理を食べれるようになった一方、サービスが分断しているため、外食・テイクアウト・デリバリーのどれかをまず選択しないといけないのが現状。本来はあらゆる手段を比較し、最もニーズに合った手段を選択できる事が理想であり、今回の提携により、外食に加えてテイクアウト・デリバリーも検索可能になり、最もニーズにあった料理との出会いを実現できるようになった」とコメントしている。