食品加工品(野菜・果物)

[冷凍]形が崩れにくく焦げ目もできにくい〈かき揚げ〉開発【マルハニチロ】

2020年7月7日 3:05 pm

 マルハニチロは、不慣れな作業員による手揚げの難しさや焦げるリスク、時間が経つと潰れて高さが低くなるという、かき揚げのマイナス部分を改良した新製品〈手作りサクサク 野菜かき揚げ80〉2880g(36個)×3合を11月1日に発売する

 にんじん、たまねぎ、小松菜を使い、凍ったまま揚げるプリフライ製品で、素材の下処理の方法とかき揚げの粉を改良することで焦げにくくした。形状についても、冷凍状態の調理前と調理後の高さを測ったところ、8時間経っても潰れにくいままだったという。また、長年培ってきた技術的なノウハウを活かし、つゆをかけた時に箸でほぐれる食べやすさも実現した。同社は、「需要が大きい年末だけでなく、通常期での市場獲得も目指す」としている。