LINEヤフーは、同社が運営する「Yahoo!検索」に、米・OpenAI社の生成AIを活用して検索結果に都道府県別のおすすめ料理や名物などのグルメ情報を写真と解説文で表示する機能を追加した。これにより、ユーザーは検索して表示されたサイトを一つひとつ確認して探す手間が減り、手軽に地域の名物料理などを探せるようになり、飲食店にとっても、リーチされるまでの工数が減り、より見つけられやすくなるという。
「Yahoo!検索」では昨年10月、生成AIによる回答表示やチャット形式で情報を深堀りできる機能などを追加し、飲食店の検索結果ではクチコミを要約した説明文の表示などでも活用している。
今回、生成AIを活用して、「地名 グルメ」などで検索した際に該当するエリアのおすすめ料理や名物などのグルメ情報を最大10種（一部地域除く）表示。写真付きで解説文を掲載し、スワイプ動作で同一画面で確認できるようにした。
生成AIを活用した検索画面のサンプル
また、画面上の「このグルメ情報で再検索」ボタンをタップすると、検索した地域で対象の料理や名物を提供している飲食店の一覧や、その料理に関連する情報に絞り込まれた検索結果を表示。例えば「沖縄 グルメ」で検索し、「沖縄そば」が気になった際に「このグルメ情報で再検索」をタップすると、「Yahoo!検索」で「沖縄 グルメ 沖縄そば」と検索した結果を表示。よく知らない地域で「グルメ」や「名物」で検索し一つひとつ確認しながら何を食べるか決めて店を探すといったような手間を省き、飲食店選びなどをよりスムーズに進められるようにした。
