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用意するのはiPadのみ!決済手数料3.25%~使用できる非接触対応POSレジはどうだろう?【Square】

2022年4月13日 8:55 am

 POSレジアプリや決済サービスの「Square」を展開する米国・Block社(日本法人名はSquare)は4月12日、カードリーダー機能を搭載した〈iPad〉用POSレジ〈Squareスタンド〉の第2世代バージョンを日本を含む8カ国で同時発表した。

 〈Squareスタンド〉は2013年、〈iPad〉につないぐだけでPOSレジとして使用できるスタンドとして米国で発売された。このスタンドにつないで専用アプリをインストールするだけで、店頭での支払いだけでなくお客さんがQRコードを読み込んで注文するセルフオーダーにも対応し、キッチンプリンター(対応商品のみ)とも接続できる。また、オンライン販売やデリバリー・テイクアウトの注文なども管理でき、必要に応じてレシートプリンターやキャッシュドロワーなどの周辺機器も追加できる。

 今回の第2世代では、これまで外付けの読み取り機器が必要だった電子マネーやクレジットカードなどの非接触決済に対応。これにより、Suicaなどの交通系電子マネーやタッチ決済に対応したクレジットカード、iDなどの非接触決済サービスなどでスピーディ―に決済できるようにした。また、スタンドを180度回転できるようにすることで、お客さんが会計の内容を確認してから支払えるようにするとともに、より洗練されたデザイン性にもこだわった。

 利用する際は店舗側で〈iPad〉を用意する必要がある。利用料金は本体価格以外はカード会社などの決済手数料(3.25~3.95%)のみでSquarePOSアプリに無料でアクセスできるようになる。第2世代〈Squareスタンド〉は、5月から「Square ショップ」で2万9980円で販売する予定で、10.2インチの〈iPad〉(第9世代2021、第8世代2020、第7世代2019)と〈iPadAir〉(第3世代2019)、または10.5インチの〈iPad Pro〉に対応する。