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低精白米・無濾過生原酒にこだわった高級日本酒ブランド「和圖(WAZU)」で新たな価値とストーリー提案へ【THREE】

2025年4月14日 8:45 am

■挑戦的な3つの酒蔵による「和圖」商品

 第一弾として、長野県の丸世酒造店、秋田県の日の丸酒造、京都府の松井酒造と提携し、各地域の個性を映し出した低精白米の無濾過生原酒3品各720mlを全1600本限定、税込3万8500円で、同社のECサイトで発売する。

 丸世酒造店の〈和圖 結 – musubu〉は、原料米に長野県産「ひとごこち」を90%、「モリモリモチ」を10%使用。アルコール度数16%で、現在の酒造りでは珍しいもち米四段仕込み製法を採用し、もち米由来の柔らかい甘みと、しっかりしたコクのある味わいに仕上げた。

 日の丸酒造の〈和圖 歩 – ayumu〉は、原料米に秋田県産「亀の尾」を100%使用した。アルコール度数16%で、伝統品種の溶けにくい「亀の尾」をじっくり低温で時間をかけて溶かし、その旨みを最大限引き出すことに成功した。「亀の尾」由来の力強い輪郭や、深みのある味わいとキレのある酸味が特徴。

 松井酒造の〈和圖 奏 – kanaderu〉は、原料米に京都府産「祝」を100%使用し、アルコール度数15%。京都産の酒米「祝」とミネラル豊富な井戸水を掛け合わせた滑らかで上品な口当たり。発泡感もあり、甘みや酸味、渋みと繊細な余韻と、瑞々しい味わいを楽しめる仕上がり。

 土屋さんは、「約2年前に息子が生まれたことで、日本にルーツを持つ者として自信と可能性に満ちた国で育ってほしいという願いから会社を立ち上げた。日本酒を選んだ理由は、日本の良さを世界に発信するにあたって伝統産業に携わりたいという思いがあり、日本酒の持つポテンシャルに強く惹かれたため」と、会社とブランド立ち上げの経緯を説明する。

 「一定の富裕層や芸術に関心のある層をターゲットとしているので、ラグジュアリーホテルや高単価の飲食店でラベルの説明をしつつ、できればグラスではなくボトルごと顧客に提案してほしい。その場で楽しんでもらうだけでなく、飲みきれなかった場合は持ち帰ってもらうのもいいかもしれない(※持ち帰りする場合は酒類小売業免許が必要)」と述べた。

 今後については、「水面下で複数の酒蔵と話を進めており、2024年12月頃にはさらに複数の酒蔵が「和圖」ブランドに加わり、新しいお酒を発表できる予定だ」という。