カナダのブルーベリー生産大手のシルバーバレーファーム（レイ・ビリン社長）は、日本の飲食店への販路拡大に向けて、肉・魚料理など幅広い料理にも活用でき、使い勝手もいいブルーベリーの良さを広めるため、10月18日から11月１日まで東京・渋谷の創作料理店「JINNAN CAFE SHIBUYA」で、カナダ・バンクーバーで注目されているシェフの１人であるライアン・ゴーチェ氏考案の料理など５品のコラボメニューを販売する。
シルバーバレーファームは、40年以上にわたりブルーベリーやラズベリーなどを生産しており、最新技術で冷凍したブルーベリーを米国や日本、ベトナム、インドネシアなどのアジア各国にも輸出。全生産量の約30％が日本向けとなっており、日本への輸出企業ではトップシェアを誇る。19年から日本へのプロモーションを強化したものの、コロナ禍により飲食店向けの活動ができなかったことから今回、満を持してのコラボメニュー展開となった。
レイ・ビリン代表取締役社長
来日したレイ・ビリン代表取締役社長は「ブルーベリーは、パンやスイーツだけでなく、肉・魚料理や寿司にも使え、ウォッカや日本酒、レモネードとも相性がいい汎用性の高い食材。さまざまな飲食店とのコラボを通じて、新しいレシピを提案していきたい」と語り、今後も新たな料理を通してブルーベリーの魅力を発信していくとした。
「JINNAN CAFE SHIBUYA」では、ライアン・ゴーチェ氏考案の３品を含む以下の５品のコラボメニューを提供する。
チアシード、アーモンドココナツミルク、グラノーラなどにブルーベリーコンポートを合わせた〈ブルーベリーチアシードプリン〉（ライアン・ゴーチェシェフ考案）
サーモンをブルーベリー・レモンの皮・オレンジの皮・ハーブなどをピューレ状にしたものに漬けたカナダの伝統的な料理「キュアードサーモン」をサンドイッチにした〈キュアードサーモンのサンドイッチ〉（ライアン・ゴーチェシェフ考案）
ラム酒にライムジュースとミントでつくるカクテル「モヒート」にブルーベリーを加えた〈ブルーベリーモヒート〉（ライアン・ゴーチェシェフ考案）
カリッと焼き上げた鶏のもも肉にブルーベリー・リンゴ酢・蜂蜜を使った少し甘めのソースを添えた〈鶏もも肉のグリル ブルーベリーソース〉
スプレッドとフレッシュなブルーベリーの２つの味わいを楽しめるカナダでは一年中定番のデザート〈ダブルブルーベリーパイ〉
