日本の都市部を中心にすっかり定着したハロウィーン。本来の意味からは逸脱しているものの、お祭り好きな日本人にとっては秋のイベントとして合ったのかもしれない。
リクルートの外食市場に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」が9月1~11日、首都圏、関西圏、東海圏に住む20~69歳の男女9728人に、2023年の「ハロウィーン」の過ごし方の希望を聞いたところ、「ハロウィーンを意識して過ごすつもりはない」以外での5位は「外食を楽しみたい」が7.5%で、前年の「手作りの料理を食べたい」に代わってトップ5に入った。
1位は「家で過ごしたい」で17.2%、2位は「ハロウィーンスイーツを食べたい」で10.9%、3位は「飲酒を楽しみたい」で8.6%、4位は「会話を楽しみたい」で7.6%だった。「家で過ごしたい」の回答割合は過去4年で一番低いことから、外出する人が増える可能性もありそうだ。
性年代別では、他の性年代に比べ、20代男女で「外食を楽しみたい」の割合が高く、20・30代女性では例年通りさまざまな過ごし方への希望があるようだ。
希望する「ハロウィーン」の過ごし方があった人(3828人)に、新型コロナウイルスの感染拡大がひと段落したことを受けて選んだものを聞いた。
「特にない」以外でのトップ3は、1位は「家で過ごしたい」で10.8%、2位は「外食を楽しみたい」で10.6%、3位は「飲酒を楽しみたい」が7.8%。
性年代別では、50代男性で「外食を楽しみたい」(19.6%)、「飲酒を楽しみたい」(14.8%)の回答割合が他の性年代に比べ顕著に高く、アフターコロナで自粛を解除して外食消費を押し上げる主役になる可能性がありそうだ。