
繊維専門商社のスタイレム瀧定大阪(大阪・難波、瀧隆太社長)は、植物由来100%の紙の器〈asanoha(アサノハ)〉を2月から販売する中、より多くの人に知ってもらうことを目的に、オンラインで購入もできる専用サイト(https://asanoha-hemp.jp/)を開設した。
同製品は、日本の伝統や文化を届けたいという思いから生まれた紙の器で、木材パルプと麻パルプを原料としている。日本の文化に深く浸透し、また育成時に環境負荷の少ない植物である国産の麻を原料の一部に使用していることから、日本の美意識が宿る麻の葉模様をモチーフにデザインしているという。
一般的な紙皿の製法とは異なり、専用の型を用いてパルプを漉き上げてつくるパルプモールド製法を採用。継ぎ目がなく、優れた耐油・耐水性は日本の町工場の繊細で高い技術力によるものだという。また金型には、日本のプロダクトデザイナーによる最新のデジタル技術を駆使し、紙の表面に手漉き和紙のような凹凸感を再現。皿や猪口、鉢、コースターなどを製造・販売している。