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新潟の離島から津本式で締めた天然鮮魚の詰め合わせを直送するサービス開始!【リテラス】

2023年7月3日 10:04 am
 地場産業の活性事業を手掛けるReterras(リテラス/新潟県粟島浦村(あわしまうらむら)、本保輝紀社長)は、地元漁師と地域おこし協力隊と連携し、全国の飲食店やホテル、消費者向けに「粟島(あわしま)鮮魚直送便」のサービスを開始した。
 
 粟島は新潟県北部の日本海に浮かぶ離島。本土からフェリーで約90分、35km離れたところに位置し、全域が岩船郡粟島浦村に属する。
 
 「粟島鮮魚直送便」は、この粟島で定置網漁を営む島内最大の水産会社「粟島定置」と地域おこし協力隊が連携し、粟島周辺の漁場で獲れた鮮魚を取引先の宿泊施設や飲食店、消費者に直送するサービスだ。
 
 魚の目利き、下処理、梱包、発送は粟島の地域おこし協力隊が担当し、リテラスが本サービスの運営に加えて取引先の開拓を担当している。水揚げから下処理加工までスピーディに行うことで、新鮮な状態の鮮魚を提供できるという。
 

 地域おこし協力隊で本サービスの現場責任者である川原さんが目利きし、厳選した鮮魚を究極の血抜きと呼ばれる「津本式」で下処理処理加工をする(津本式公認取得済)。

 「津本式」とは、神経締めした魚体のエラにホースを挿入して送水し、極限まで血を抜く方法で、体内に残っている血を流し出すことで腐敗や鮮度の劣化を防ぎ、長期保存が可能になるという。

 なお、粟島の鮮魚は全て天然もの。そのため、魚種の指定はできないものの、旬の時期に応じた鮮魚を直送する。取引開始となった場合、料金は魚種に応じて変動し、資材代・送料が別途かかる。

 すでに新潟県内の「炉端割烹 炭なじ」や「瀧ざわ~円居(まろい)~」といった契約飲食店では好評を博しており、リテラス代表の本保輝紀さんによると、東京の飲食店からも問い合わせが入っているという。