大手業務用酒販店のカクヤスはコロナ禍で厳しい状況にある蔵元を応援するため、酒類とつまみに特化したモール型専門通販サイト「カクベツ」を7月にオープンする。
飲食店での時短要請や酒類提供禁止などの影響で酒類業界は厳しい状況が続いている。そこで蔵元を応援して酒類業界活性化に貢献する目的で、カクヤスグループ創業100周年プロジェクトの一環として企画したもの。
「カクベツ」では、蔵元が酒類を一般消費者に直接販売できるプラットフォームを提供し、同時に蔵元がある地域の食材も取り扱う予定としている。同社のネットショッピングサイト「なんでも酒やカクヤス」の会員145万人とアカウント連携できるようにすることで送客も図る。利用手数料は、クレジットカード手数料込みで売上の5%となり、初期・月額費用などは発生しない。
当初は蔵元や食材業者の出店を拡大していき、将来的には海外への販路拡大も視野に入れており、酒類業界のさらなる売上拡大に繋げるとしている。現在、出展希望の蔵元を募集しており、下記メールで受け付けている。
■蔵元問合せ窓口
【カクベツ】出店者担当
kakubetsu_shop@kakuyasu.co.jp