――日本の一流シェフが日本各地の美味を発掘し、地域と食を活性化させる〈食べるJAPAN 美味アワード〉の今年度のエントリーがいよいよスタート!!――
一般社団法人ChefooDo(シェフード)が中心となって組織する〈食べるJAPAN〉美味アワード運営委員会は、2023年6月30日から9月29日まで、〈食べるJAPAN美味アワード2024〉(後援・農林水産省/独立行政法人中小企業基盤整備機構)のエントリーを受け付ける。
エントリーは「食べるJAPAN 美味アワード」ウェブサイト(https://taberujapan.com/award/)の下部にあるエントリーフォームから、あるいは「食べるJAPAN 美味アワード」協力会社経由での申込となる。
〈食べるJAPAN 美味アワード2024〉応募用紙は https://taberujapan.com/wp-content/uploads/2023/06/8dfc5de59c18d37daa7c03c25786746b.docx からWord形式にてダウンロード。送付先は info@taberujapan.com へ。
■「美味アワード」とは?
〈食べるJAPAN〉は、2019年の発足以来、国産品を食べることで地域を応援し、国産農林水産物の消費拡大を通じて、日本の食料自給率向上に貢献するという趣旨を掲げ、活動を進めてきた。
その活動をさらに広げるため、服部幸應・服部栄養専門学校理事長、片岡護・一般社団法人ChefooDo会長をはじめ、日本を代表する一流シェフ、食関係の有識者の協力を得て21年から農林水産省後援事業として第1回〈食べるJAPAN 美味アワード〉を開催。
全国から応募された〈食品〉に対し、日本の一流シェフ、食関係の有識者が、食べるJAPAN 美味アワード審査委員会が定める〈美味しさ〉を基準に公平な審査を行い、基準を満たしたものを認定・褒賞するプロジェクトで今回で4回目となる。
〈美味アワード〉の審査基準に、〈味〉〈品質〉に加え〈地域食材・地域特性の活かし方〉や〈SDGsへの取り組み〉を入れている点も特徴だ。
また〈美味アワード〉プロジェクトの大きな目的の1つとして、単に〈美味しさ〉を評価・認定するだけではなく、〈シェフ〉を中心とした〈審査委員会〉の評価コメントを直接出品者へフィードバックし、それを基に次なる〈強い商品〉開発につながるヒントをシェフと共に考える〈フォロー体制〉を備えていることが挙げられる。単に賞を与える〈アワード〉とは一線を画す点がそこだ。
そうした点からも、〈美味アワード〉という目に見え判りやすい〈箔〉がついた美味しさをもつ商品は、地域の生産者・中小食品製造業者・流通業者・生活者をつなぎ、〈国内外における食分野での新たなビジネスの創出〉〈地方振興、地域活性化への波及〉〈消費者が“美味しい”商品を選択する基準〉〈国産農林水産物の消費拡大〉に寄与する大きな可能性を秘めているわけだ。概要は次のとおり。
▼エントリー対象カテゴリー=①飲食店向けの1次産品(水産品、畜産品、農産品等)②同・加工品③同・飲食店向け調味料④同・飲料
▼審査・選定基準(加点ポイント含む)=①商品の美味しさ②おもてなし要素③トレンド性④新規性⑤コストパフォーマンスの高さ⑥HACCP等衛生管理対応など安心・安全への取り組み⑦SDGsへの取り組み⑧国内外に伝えたくなる魅力⑨未来に残したい要素
▼審査の流れ=①エントリー→②書類審査→③サンプル送付→④1次審査(試食)→⑤最終審査(試食)→⑥評価・選定→⑦結果通知。
※エントリーされた商品には、審査結果のフィードバックがすべての商品について行われる
▼審査会(1次審査・最終審査)=23年10月中旬~11月中旬、場所=服部料理専門学校(予定)
▼結果の通知=12月中旬~発送予定
▼授賞式=24年1月上旬、場所=国連大学(予定)
▼エントリー費=①1次審査エントリー費/2万円(税別)②2次審査エントリー費/3万円(税別)、1次審査通過者のみ。
※早割、団体割もあるので、詳細の問い合わせは事務局へ。
▼参加特典=①受賞品は認定ロゴマーク利用権、食べるJAPANウェブサイトやソーシャルメディアでの掲載②未受賞含む全てのエントリー品には、審査結果の書面でのフィードバック。
またオプションで、シェフによるメニュー開発提案・シェフとの共同開発提案、食材にはシェフ・飲食店への販路開拓支援、食品には国内外の小売店・専門店・通販市場などへの販路開拓支援を実施する。
▼オンライン説明会=エントリー検討の事業者向けに、Zoomによるオンライン説明会を開催。7月12日14~15時、7月20日14~15時(申し込みは「美味アワード2024オンライン説明会」参加申込エントリーフォーム https://docs.google.com/forms/d/1JaxQiqiQyezy_So9pUwfdMq_yotaySqr0cGhJ1ruD1g/edit から)。
また、〈食べるJAPAN 美味アワード2024〉は今年も外食ソリューションEXPOと連携して、①ノミネート企業へのあらたな販路開拓の機会提供②外食業界を盛り上げ、日本の食を支える③魅力あるノミネート商品・認定商品を、外食業界と連携し、メニュー化することにより、外食の魅力をさらに向上させる――という3つの観点から、〈居酒屋JAPAN東京(24年1月17・18日に池袋サンシャインシティ文化会館ビル)〉会場の「食べるJAPAN」ブースから情報発信を行う。
なお、前回の「美味アワード2023」では、審査点数154品のうち、グランプリ1品、準グランプリ4品、特別賞・協賛賞23品、認定55品が選ばれた。
グランプリには明石めで鯛や(兵庫県)〈名物鯛のかぶと煮〉、準グランプリには桐島畑(高知県)〈桐島畑のジンジャーシロップ〉、田村農園(鳥取県)〈干し柿ギフト箱8個入り〉、有限会社鶴亀フーズ(大分県)〈鶴亀海苔摘み海苔〉、甲信食糧株式会社(山梨県)〈とろける白桃水まんじゅう〉がそれぞれ選定され、認定商品は、通販や百貨店・セレクトショップなどで取り上げられたり、美味アワード認定品として、国内外の展示会でも披露された。