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カロリー・糖質・脂質・タンパク質ーー約8割がメニューに栄養成分の表示希望!【HPグルメ外食総研調べ】

2023年6月14日 10:05 am

 リクルートの外食市場に関する調査・研究機関であるホットペッパーグルメ外食総研が、飲食店のメニュー表などへのカロリーや塩分などの栄養成分表示について調査したところ、約8割が栄養成分の表示を希望し、約3割が糖質を気にしていることがわかった。

 同社が20~60代の男女1035人にアンケート調査したところ、栄養成分表示について79.6%が「あった方がよい」と回答。選ぶ際に参考にする項目では、1 位から順に「エネルギー(カロリー、熱量)」(37.5%)、「炭水化物(糖質)」(28.0%)、「脂質」(26.7%)、「たんぱく質」(22.4%)、「食塩相当量(ナトリウム)」(21.0%)となった。この結果から糖質を気にする人は30%近くおり、塩分についても約5人に1人が気になっていることが分かった。

 栄養成分表示が「あった方がよい」と「ない方がよい」のそれぞれの理由を聞いたところ、前者は「健康のためになるから」(42.6%)がトップだった。一方、ない方がよい理由は「食べる楽しみをそがれるから」(39.3%)、「飲食店で食べるときくらいカロリーなどの栄養を気にしたくないから」(38.9%)となった。同社では「せっかくの外食だから思い切り楽しみたいと考える人も一定数いることが分かった」とコメントしている。