ミヨシ油脂は6月13日、動物性原料を使わずに植物性原料のみを使い、動物性油脂の特徴を活かしたおいしさを創出する業務用食用油脂ブランド「botanova(ボタノバ)」から、食用油脂〈植物のおいしさ 鶏油(チーユ)風味〉8㎏ローヤル缶を発売した。
同品は甘みやコクを閉じ込めた独自の香味油で、鶏油ならではの豊かな風味をプラントベースで再現。
植物性たん白の青臭さをマスキングし、オリエンタルヴィーガンが避ける植物で五葷(ごくん)と呼ばれるネギ、ラッキョウ、ニンニク、タマネギ、ニラ不使用。またアルコールも使っていない。
NPO法人ベジプロジェクトジャパンのヴィーガン認証と、持続可能なパーム油の生産に貢献するRSPO(マスバランス)認証を取得している。
鶏だし系のラーメンスープやプラントベースナゲットの練り込み油脂、サラダにかけて仕上げの香りづけなど、幅広い用途に活用できるとする。
なお、同ブランドはこれまで〈バター風味〉〈ラード風味〉〈牛脂風味〉をラインナップしており、今回の〈鶏油風味〉で牛・豚・鶏が揃った形だ。