ECサイト運営や海外食品の卸業などを手掛けるBLANK LABEL(神奈川・藤沢、高橋快社長)が運営するエコス・ジャパン(同)は、尿の飛びはねを99.9%カットし、世界最初の小便器スクリーンであり世界トップシェア(同社調べ)を占める米国の小便器置き型芳香マット〈エコスクリーン〉(https://ekcosjp.com/)を発売した。
エコス・ジャパンは、〈エコスクリーン〉を製造・販売する米国のエコス・イノベーション社の公式日本代理店で、アジア地域(シンガポール・インドネシア)での販売権と日本での独占販売権を取得している。ちなみに、欧米では公衆男子トイレでの飛びはね防止マットの導入率は90%を超え、近年はアジア地域でも導入が進んでいるという。〈エコスクリーン〉は、米・ロサンゼルス国際空港やインテル社オフィスビルをはじめ、世界各国の男性トイレで導入されている。
多くの飲食店では、店内スタッフが空いた時間に清掃するため清掃頻度を高めることは難しい。そして、不衛生なトイレは店の評判を落とす要因にもつながる。また、一般的なトイレ衛生対策としては、すでに発生したニオイや汚れに対処するものが多い。それに対し同製品は、男性トイレのニオイと汚れの発生原因となる尿の飛びはね・たれを「未然に防ぐ」ことを目的に開発されている。
実は、トイレのニオイの原因は尿自体ではないという。体から排泄された時点では尿はほぼ無臭であるものの、壁や床に飛びはねた尿が時間の経過とともに空気中のバクテリアと反応を起こすことでアンモニア臭を発生させる。つまり、トイレが臭くなる原因は「床や壁に飛びはねた尿」であり、「尿の飛びはねをなくすこと」はトイレのニオイ対策に劇的な効果を期待できるとしている。
また、男性トイレの汚れの最大の原因も同じく「尿の飛びはね・たれ」であることから、同社は〈エコスクリーン〉の特徴である飛びはねを99.9%抑える特殊構造「尿の飛びはね防止技術(シールド・ブリスルテクノロジー)」の日本での特許も取得した。
種類も豊富で、フレッシュミントの香りの「ブラック」と「ブルー」、ベリーの香りの「パープル」、グリーンアップルの香りの「グリーン」、トロピカルフルーツの香りの「クリア」と「オレンジ」、無香タイプの「イエロー」の7種から選べる。日本で流通しているどんな男性小便器にも対応しており、置くだけで設置は完了。芳香効果は60日以上持続し、2~3カ月で交換する。また、〈エコスクリーン〉の素材は5年以内に土壌分解されるため、埋め立てられた場合は100%自然に還り、自治体によって異なるものの一般ごみとして廃棄できる。
必要な個数に合わせて、以下のパッケージを用意している。
セット(2個入り):3300円
ボックス(12個入り):1万9800円
マスター(144個入り):23万7600円
パレット(3600個入り):594万円