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料理の幅が広がる!? ロール型やナッツ型などの大豆ミート4種発売へ【エヌ・ディ・シー】

2022年12月27日 9:54 am

 大豆ミートや大豆スナックの製造などを手掛けるエヌ・ディ・シー(岐阜・各務原、市川吉徳社長)のマーケティング事業部会社であるコッチラボ(京都・京田辺、同)は2023年1月10日、新しい形状と食感を追求した国産大豆100%で添加物不使用の大豆ミート製品4種を発売する。

 エヌ・ディ・シーは、豆腐や納豆に適した大豆品種があるように、大豆臭さのない大豆ミートに適した国産大豆品種があるはずと探し出し選定した結果、大豆臭さをとり除いただけでなく、そのまま食べても味わいのいい大豆ミートの製造に成功。今回、新たにユニークな形をしたロール型やミンチ型の大豆ミートを商品化し、コッチラボ(https://cocci.jp/)で販売することとした。

①〈ソイロール〉②〈ソイナッツ〉③〈プレミアムソイミンチ〉④〈ソイグリッツ〉

 〈ソイロール〉90gは、ロール状をした大豆ミートで、揚げるとモチモチ食感を楽しめ、〈ソイナッツ〉同は、ナッツのような形状で茹でるとプリプリになる。〈プレミアム ソイミンチ〉180gと〈ソイグリッツ〉同は、それぞれ細かさが異なる粒状で、オーブンで焼くとカリカリとした食感を出せる。

 4製品とも下茹でせずにスープに入れて煮込んだり、サラダやマリネなど少しあっさりめの味付けで使用しても風味と食感を楽しめるという。また料理だけでなくお菓子やグラノーラの材料としても使え、同社は「肉にはない大豆だからこその形やおいしさを追求した」という。

大豆ミートを使った料理の一例

 また、エヌ・ディ・シーは独自技術を活かして「渦巻き形」や昆布のような「シート形」、蒲焼きのような「開き形」など、これまでにない形状のものや、カラフルな色付きの大豆ミートを開発しており、このような新しい形状の商品化に取り組むパートナー企業も募集している。