キリンホールディングスは、年末年始の行動・意識に関する調査を実施したところ、年末年始の外食は「少人数(4人以下)」での実施意向が62.5%と、過半数を超えた。
年代別では、特に20代で外食の実施意向が強く、少人数・多人数共に約40%が具体的に予定を立てていることから、年末年始での外食を通じた交流増が予想されるとする。
次に「今したい外食」を尋ねたところ、男女ともに「隣の席との距離が十分である」(44.6%)がトップ。
2位は「換気がしっかりしているお店」(39.9%)、3位は「個室」(36.7%)と、感染症対策が重要視されている。また年代が上がるほど、その傾向は強い。
性別では、男性は「お酒を伴った外食」、女性は「料理が小分けででてくる」を好む傾向にある。また20代は、「話題のお店」「コロナ禍前に行きたいと思っていたお店」などのスコアが高い。
外出意欲が強い人は全体の55.8%、低い人は6.1%と、外出意向は高い。一方で感染症不安は60%以上の人が抱えている。外出意欲、感染症不安は、ともに年代が高くなるほどスコアが高い。
また感染症に対する不安は、外出意欲が低い人より、外出意欲が高い人の方が大きい結果に。自由記述から、外出意向の高い人は行きたい場所・イベントが明確である一方、行き先の人の多さに対して不安を感じていることが伺える。
この調査は、2022年11月15~22日に全国20歳以上の男女2386人を対象に実施された。