調査・統計

過半数が週1外食も2軒目ハシゴわずか1割!【ROI調べ】

2022年12月9日 8:54 am

 顧客満足度向上プラットフォーム〈ファンくる〉を運営するROIが11月22~25日、ファンくる会員847人(男性283人・女性564人)を対象に実施した「9月~11月の外食動向調査」によると、直近3カ月(9~11月)に外食に行った人のうち、58%が「先月(10月)は週に1回以上飲食店を利用している」ものの、二軒目のハシゴをした方はわずか10%だったことが明らかになった。

 「10月の外食頻度」では「週に1回程度」が31%と最も多く、「週に2~3回程度」が23%、「2週間に1回程度」が22%と続いた。「ほぼ毎日」は4%の一方、「全く行かなかった」は7%となった。

 「10月、最も外食した時間帯」「17~20時」の夜外食が41%、「12~15時」の昼外食が38%と二分された。

 「9~11月の夜外食で最も利用した業態」は、「居酒屋」の利用が23%と最も多く、「ファミリーレストラン」18%、「回転寿司」17%、「焼肉」13%と続いた。

 「夜外食には誰と行ったか」では「家族(未成年無)」が30%、「家族(未成年含)」が24%で計54%と過半数を占め、次いで「1人」18%、「友人」16%となった。

 「夜外食の利用時間帯」「18時~」が43%で最多となり、「19時~」が25%、「17時~」が17%となった。

 また「夜外食の滞在時間」「1時間以内」が39%と最も多く、続いて「1時間~」が34%、「2時間~」が22%となった。

 「最も最近利用した夜外食でハシゴ(二軒目利用)をしたか」については、90%が「いいえ」、10%が「は」と回答。
 年代別では40代の「はい」が7%と最も低く、それ以外の年代はそれほど差がなかった。

 外食需要は増えつつあるものの、2時間以内の滞在時間が7割で、かつほとんどが2軒目利用をしない以上、コロナ前の売上に戻るのはまだ先のようだ。