
東芝テックと配膳ロボットの輸入・販売などを手掛けるSGSTは9月1日、飲食店のDX推進に向けて業務提携し、その第1弾として同日から東芝テックグループがSGSTが取り扱う配膳ロボット〈BellaBot(ベラボット)〉の全国展開と導入サポートを始めた。
具体的には、東芝テックのグループ会社である東芝テックソリューションサービスが全国規模で導入支援サービスとサービスデスク対応、オンサイト保守を実施。今後、配膳ロボット〈BellaBot〉を、東芝テックが提供するさまざまなデータを集約するプラットフォーム〈ELERA(エレラ)〉上に構築している飲食店向けサービス〈OrderLinkage(オーダーリンケージ)〉(※下記関連ページ参照)と連携して、東芝テックとSGSTがそれぞれ保有する飲食ソリューションでのシナジーを発揮する。
これにより両社は、POSシステムや無線オーダーシステム、セルフオーダーシステムなどとロボットなどをつなげて、包括的なワンストップサービスを提供することを目指す。東芝テックソリューションサービスでは、〈BellaBot〉を292万円(導入・設定費用別)で販売し、年間約600台の販売を計画している。
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デリバリーなど外部オンライン注文とPOSデータを自動連携するサービス開始【東芝テック】
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