新店オープンの時に欠かせないのがお祝い花。なかでも胡蝶蘭は、高級感ある華やかさや、花の持ちがいいことから好まれる。
しかし沢山届くと置き場所に困り、日々の業務で管理が難しくなり、気がついたら枯れてしまっていた──なんていうことも。また鉢がプラスチックや陶器だと、処分も大変だ。
そこで、法人向けの慶弔の花をウェブ販売する彩(いろどり/東京・目黒、原田靖子社長)は、小分けにできて器の処分も楽な「シェア胡蝶蘭」の販売を開始した。
届いた時は上記画像のように「1つの胡蝶蘭」になっているが、実は数株に分けて入っており、ラッピングを外すと1株ずつ取り出せるようになっている。価格は税別1万2000円(4人分・1人あたり2本の胡蝶蘭)から。
専用の持ち帰り袋が無料(下記画像右下のような高級タイプ希望の場合は有料)でついているため、希望するお客さんにプレゼントしたり、スタッフが持ち帰ることもできる。
また、胡蝶蘭をまとめて入れていた外側の箱は段ボールのため、処分も簡単だ。小分けの鉢はプラスチック製なので耐水性はバッチリ。
同社は開発の経緯について、「胡蝶蘭は一般家庭にとっては高級品であり、なおかつもらう機会も少ないという声を多く聞く。反面、企業やお店で胡蝶蘭をもらうと、置き場所や管理の必要性から雑に扱われてしまうことを目にしたため、何とかしたかった」と説明する。
「困る」と「欲しい」をマッチングさせ、SDGsにも貢献できるフラワーギフトなので、もし祝い花を贈る際は「シェア胡蝶蘭」を検討してみるのも手だ。