タケノコといえば、春が旬の食材。ところが、6~9月の夏が旬の珍しいタケノコがあるのをご存じだろうか。それが「緑竹(りょくちく)」だ。
緑竹は台湾原産のタケノコで、一般的に食される孟宗竹のタケノコに比べ節の数が少なく、空洞部分が小さいため歩留まりが良い。
台湾では軽くゆでて角切りにして冷やし、台湾の甘いマヨネーズをつける「涼筍沙拉(タケノコサラダ)」での食べ方が一般的だ。サクッと歯ざわりがよく、繊細でまろやかな甘みが感じられる。
なお、従来種の竹は山林や竹林、原野に自生しており、栽培管理を必要としないが、緑竹は水田や畑での丁寧な栽培管理が必要なタケノコだ。
そんな緑竹を、JA全農の産地直送通販サイト「JAタウン」に出店するショップ「おいどんショップ鹿児島」で、鹿児島県産の緑竹を2kg(10~13本入り)で4212円(税込・送料別)から数量限定販売している。
JAさつま日置の生産者が丹精込めて栽培した緑竹は、ほとんどの料理であく抜きが不要。衣をつけて揚げるだけのてんぷらや、生のままスライスするだけの刺身をはじめ、煮物や焼き物、炒め物でもおいしく食べられるという。
ちょっと変わった食材を試してみたい、という時に取り寄せてみてもいいかもしれない。