コロナ禍でより高まった健康志向の中、オートミールが大人気だ。白米に比べて食物繊維やビタミン・ミネラルが豊富で、コロナ太りを気にする層で流行している。
穀物を中心とした食品製造および販売を手がけるはくばく(山梨・東花輪、長澤重俊社長)によると、オートミール(オーツ麦)の市場はコロナ前の2019年と比較して21年は7.8倍と、急拡大しているという。
そこで同社はこのほど、オートミールの原料であるオーツ麦を炊飯用に加工した業務用製品〈炊飯用オーツ麦〉(15kg袋)を発売した。
本製品はオートミールの原料であるオーストラリア産オーツ麦を、食べやすく炊飯用にした。
ぷちぷち食感やクセのない食べやすさが特徴で、粒をそのまま削らずに胚乳、胚芽、ふすま(外皮)を丸ごと食べる全粒穀物のため、食物繊維や鉄、ビタミンB1などオーツ麦特有の栄養素をメニューにプラスできる。
お米に混ぜて炊くだけで、クセのない味で主食として食べられ、さまざまなおかずとの相性も良い。また調理後時間が経っても食感が維持されるため、弁当などのテイクアウトにも活用できるという。
同社でのレシピサイト(https://www.hakubaku.co.jp/recipe/)では、オーツ麦を使用したレシピが紹介されているので、参考にしてみるといいかもしれない。